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有限会社 ドリームヒル

有限会社 ドリームヒル

人の手を大切にしながら、十勝の酪農を牽引する

なだらかな起伏のある丘に牛舎が15棟、それとは別に仔牛の育成舎、堆肥場、そして直営のアイス工房。周辺には自社の牧草畑やデントコーン畑が広がっている。いかにも北海道らしいこの風景をつくり出しているのが、全道一の出荷乳量を誇る農業生産法人「ドリームヒル」。希望にあふれた夢が広がる丘。社名の由来へとすぐに結びつく風景だ。この巨大牧場の合言葉は「日本一の牧場になる」。乳量はもちろん、牧場環境の日本一も、目指すゴール地点のひとつだ。

「やはり酪農は人の手が命。働きやすい環境にするためには努力を惜しまない」と話すのは代表の小椋幸男さん。農業、中でも酪農の仕事には未だに「3K」というイメージがつきまとう。3Kとは「汚い、きつい、危険」を指す言葉。実家が酪農業を営んでいる身から見ても、3Kの側面があることは確かだ。生き物相手の仕事だから仕方がないこと。そう思って多くの酪農家はやりがいを感じながらも、負荷を感じながら仕事をしているのだ。しかし、ドリームヒルの様子は少し違う。牧場のシンボルであり、多くの観光客が訪れる「アイス工房ドリーム」と牛舎の距離はわずかに50メートル。にもかかわらず牛独特の臭いがせず、牛舎内も清潔に保たれているのに驚いた。小椋社長は「良い環境で生産を行えば、良い生乳ができる」と話してくれた。3Kの「きつい」もなるべく取り払うよう心がけている。休日は月4日という牧場が多い中、ドリームヒルには月6日の休暇がある。有給休暇を活用して連休にすることもできる。勤務時間もなるべく長時間にならないよう気を遣い、「人の手」を尊重したシフトを組んでいるそうだ。

写真右/訪れてまず印象的なのが、牛舎や事務所、工房を囲む芝生。「美しい牧場」となるための努力の一つだ。 写真左/代表の小椋幸男さん。わずか12年の間に全道一の規模にすることができた要因を「酪農経営の先進化と効率化に、総合的に取り組んだためでしょう」と分析する。

写真右/訪れてまず印象的なのが、牛舎や事務所、工房を囲む芝生。「美しい牧場」となるための努力の一つだ。
写真左/代表の小椋幸男さん。わずか12年の間に全道一の規模にすることができた要因を「酪農経営の先進化と効率化に、総合的に取り組んだためでしょう」と分析する。

牧場の現場を覗いてみると、若手社員や外国人実習生の姿が目立つ。1700頭を搾乳し、550頭を育成する牧場を支えているのは、彼らだ。入社3年目の山川剛さんは、「新しいことにチャレンジしてみたかった」と25才で営業職から転身。上川の牧場で2年間経験を積んだ後、ドリームヒルに入社した。現在は、大型ロータリーパーラーでの搾乳の責任者を務めている。作業は、チームを組む6人が声をかけ合ったり、アイコンタクトを交わしながら数秒単位で行う。リーダーである山川さんを中心に、全員が持ち場で一頭ずつの搾乳や乳房の様子を観察しながら、すばやく判断を下していく。一人ひとりの判断力とチームワークが問われる仕事だ。「自分で考えて答えを導き、それをのびのびとやらせてくれる職場」と山川さん。20〜30代が多い現場の若手スタッフに、かなりの裁量が与えられているようだ。

後継者不足による離農の増加、不安定な乳価、餌代の高騰…。十勝の酪農業が抱える問題は年々深刻化している。ドリームヒルはそんな十勝の酪農を支え、さらに一歩先へと導いてきた。「日本一の牧場」という明確な目標。実際に次々と規模を拡大していく牧場は、十勝に勇気を与えてくれている。今後は環境面の美しさを兼ね備えた日本を代表する酪農法人へ。人の手を大切にしながら、ドリームヒルは今日も成長を続ける。

2013年に周辺4軒の酪農家が経営統合することで誕生。2年後には北海道一の出荷乳量を記録、その後も飼育頭数の増加や技術革新を積極的に行い、現在では全国でも第4位の乳量を誇るという。

2013年に周辺4軒の酪農家が経営統合することで誕生。2年後には北海道一の出荷乳量を記録、その後も飼育頭数の増加や技術革新を積極的に行い、現在では全国でも第4位の乳量を誇るという。

企業情報

企業名 有限会社 ドリームヒル
企業概要 希望にあふれた夢が広がる丘。「日本一の牧場」という明確な目標を実現するために着実に歩みを進めている。今後は、環境面の美しさを兼ね備えた日本を代表する酪農法人へ。人の手を大切にしながら、ドリームヒルは成長を続ける。
本社所在地 上士幌町字居辺東7線277
URL http://www.dreamhill.co.jp
担当者 小椋

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