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雪国の特権! 帯広から1時間以内で行けるスキー場まとめ

雪国の特権! 帯広から1時間以内で行けるスキー場まとめ

北海道へ移住したなら、ウインタースポーツを楽しみたい!と考えている方も多いでしょう。「十勝平野」の中心となる帯広市はその平坦な土地柄、スピードスケートやアイスホッケーなどの競技人口が多いイメージがあると思いますが、実は、車で1時間も走らせれば行けるスキー場は7つもあり、スキーやスノーボードをするにも最高の環境です。

そういう私、帯広市地域おこし協力隊 瀬川は大学進学で東京に出ていく前まで(小学~高校まで)は競技スキーをやっていましたので、各スキー場には良くいきました。その知られざる道東・十勝のスキー場を紹介していきます!

 

メムロスキー場

帯広市の隣町「芽室町」にあるスキー場です。昔は「嵐山スキー場」という名前でした。リフトは2基、コースは7つありますがA~Cコースの3コースがメインとなります。
帯広市の南側や中札内村からのアクセスが良く、頂上から見晴らす十勝平野は地平線まで見渡すことができます。フリーランを練習するには丁度良い地形で、ナイター営業もしており、子どものころ学校帰りに足しげく通算300回くらいは通った、私にとって思い出深いスキー場です。

メムロスキー場
http://www.shin-arashiyama.jp/ski/

 

明野ヶ丘スキー場

こちらは帯広市の隣町「幕別町」にあるスキー場で、帯広市の中心市街地からは最も近く、音更町や池田町からのアクセスも良いため、会社帰りに寄れちゃうスキー場です。ナイター営業もしています。
リフトは1基、コースも1つですが迂回コースのほうに入って遊ぶことができます。コースは広く作ってあるため初心者が練習するには最高です。
ロッジに売店はありませんが、お弁当などを持ち込んで食べたりします。飲み物の自販機や、お湯の出る電気ポッドも置いてあり、「ゲレ食より持ち込み派」には素晴らしい環境です。

明野ヶ丘スキー場
http://www.town.makubetsu.lg.jp/kanko_sangyo/kanko/skiingground/akeno.html

 

白銀台スキー場

「幕別町」にあるもう一つのスキー場で、帯広広尾自動車道(高規格道路)の「忠類(ちゅうるい)IC」を出てすぐの所に位置しているため、高規格に乗ってしまえば帯広から1時間もかからずに行くことができます。
リフトは1基ですがコースは2つ、ナイター営業もしています。そして十勝管内のスキー場では唯一、スロープスタイルのパークがあります。しかも割りと上級者向けのアイテム構成となっていて、すっかりスノーボード派になってしまった私にとってアイテムのある貴重なスキー場のひとつです。

白銀台スキー場
http://www.town.makubetsu.lg.jp/kanko_sangyo/kanko/skiingground/hakuginndai.html

 

新得山スキー場

帯広市内からは40~50分、「新得町」にあるスキー場で、降り場が「中間」「頂上」と2つある珍しいリフトがあります。頂上まで行く場合は、中間地点でリフトに乗ったまま、板をタッチアンドゴーするようなイメージです。降りるかどうか一瞬悩んだり、降りなきゃいけないのにボーっとしてて頂上まで行っちゃったりします。頂上からは3コースに分かれているため、リフトは1台ですがコースは変化に富んでいます。
私が小学生のころ、新得町のスキー少年団に混ぜてもらっていたため、学校帰りに良く練習しに行っていたスキー場です。シーズン50回くらい、3年くらいは通ったと思います。そのころはナイター営業もしていたし、「シュレップリフト」と呼ばれるリフトがありました。サホロにある第6リフトと同じような形式の滑走式リフトです。しばらく行っていないですが、機会があればまた訪問したいローカルスキー場のひとつですね。

新得山スキー場
http://www.shintoku-town.jp/kyouiku/sports_shisetsu/shintokuyama/

 

サホロリゾートスキー場

十勝管内にある最大のスキー場で、クラブメッドの入っている高級リゾート地です。帯広市内からは車でちょうど1時間くらいで、狩勝峠の新得側中腹にあります。ゴンドラや高速リフトも完備、最大コース長は3kmと滑りごたえは十分です。さらになんと2016-17シーズンより北側の斜面が解放され、フード付きの高速リフトも増設されています。
サホロも私が新得少年団のころ良く通ったスキー場で、第7、第8リフトを中心にアルペンの練習をしていたのが懐かしいです。北側のコースが増えてからは実はまだ行けていないのですが、どんな風になっているのか楽しみです。

サホロリゾートスキー場
http://www.sahoro.co.jp/winter/w_ski

 

ぬかびら源泉郷スキー場

こちらは「上士幌町」にあるスキー場で、帯広市内からは車で1時間とちょっとです。もともとは「糠平温泉スキー場」という名前でプリンスホテル系列だったため、リフトには苗場スキー場や富良野スキー場で見るようなマークや絵柄が残っています。現在は地元の「糠平舘観光ホテル」が経営しており、リフトは4基ありますが2014-15より2基のみの営業となっています。私は子供のころ良くスキー合宿で利用させていただきました。大会では勝てた記憶がないので、しょっぱい思い出が残っています。リフトは2基になってしまいましたが、カービング練習用のロマンスリフト、およびメインの第1高速リフトは健在です。豊富な地形で遊べます。

ぬかびら源泉郷スキー場
http://ski.nukabirakan.com/

 

星野リゾート トマムスキー場

トマムは「占冠村」にあり、十勝管内ではありませんが、道東自動車道の「十勝清水IC」ー「トマムIC」間が2007年に開通し、帯広から1時間ほどで行けるようになりました。トマムの経営も色々ありましたが、運営は星野リゾートが続けています。インバウンドの観光客が多く、リゾートセンターやタワー内はまるで外国ですが、修学旅行の学生さんが本州から団体で来ていたり、占冠村に「ふるさと納税」すると返礼品としてシーズンパスがもらえることもあり駐車場には帯広や札幌方面ナンバーの車も多いです。
スキー場内には「チョッカリ山」など子供の好奇心を刺激する仕掛けがあちこちにあったり、スロープスタイルのパークが安全設計かつ整備状況もバッチリだったりと、さすが星野リゾートといった感じです。
来シーズン(2017-18)にはクラブメッドが新しい宿泊施設をオープンさせるというニュースもあり、外国人観光客がさらに増えそうな予感がありますが、彼らはあまり滑らないため、リフト待ちとかはほとんどなく、滑りに行くだけであれば快適です。観光で来る場合にはトマムには宿泊せず帯広市内に宿泊し、レンタカーでトマムに滑りに行くという方法もおすすめです。

星野リゾート トマム スキー場
http://www.snowtomamu.jp/winter/ski/

 

十勝のスキー場マップ

上記で紹介したスキー場を、マップにまとめましたので参考にどうぞ。

マイマップ:帯広から1時間以内で行けるスキー場

私が東京に住んでいたころは、朝5時に出発して関越自動車道に乗り、3~4時間ほどかけて群馬や新潟のスキー場に行っていました。帰りは渋滞に巻き込まれ4~5時間かけて東京に帰ってくることも。

今は30分~1時間ほどでスキー場に行けるので、ウェア等は家から装着していきます。運転者以外はブーツも履いていけます。準備も楽だし、何より晴天率の高い十勝で、コンディションの良い日を選んでスキー場に行けるのが最高です。冬の晴れた日、のんびり起きてスキー場へ行き、軽く滑ってから帰ってきてもまだお昼過ぎ。移住したら、そんな生活が待っていますよ!

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