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PIZZA & VINO PAPIRICA(パピリカ)【地元産素材のレストラン①】

PIZZA & VINO PAPIRICA(パピリカ)【地元産素材のレストラン①】

上士幌町内にある、本格ナポリピッツァとワインが楽しめる店 PIZZA & VINO PAPIRICA(パピリカ)。「十勝の良さを、もっと自慢したい」オーナーの井上さんが感じたその思いを原動力に、パピリカが目指すのは地域おこしのひとつのかたちです。

 

「こんなに良い素材があるんだから、もっとこの地域を自慢したい」

「こんなに良い素材があるんだから、もっとこの地域を自慢したい」。パピリカの井上智彦さんはそんな素朴な思いから店を出すことにしたと言います。
 
30年以上に渡って東京で雑誌の編集者として働いていた井上さんは、早期退職を機に地域おこし協力隊として上士幌町へやって来ました。2年間、役場の職員として地域づくりに奔走する中で見えてきたのは、十勝の素材のすばらしさと、その一方にある発信力不足。良い部分も良くない部分も含めて、上士幌町という町を客観的に見た結果、やりたいこと、やるべきことに対するある種の使命感のようなものが、井上さんの中にむくむくと育っていったそう。

「とにかく面白い人に会いに行こうと、どんどん外に出ていましたから、ほとんど役場の中にはいなかったですね。『アイツ何してるんだ?』と思われていたかも」。数多くの農家の方々との触れ合いや飲食店主との対話の中で、「食」というテーマでの地域おこしの必要性を強く感じるようになっていった井上さん。前職で全国各地の食文化に触れていた経験も活かし、ピザを通じて地域の魅力を発信する道を選択しました。

パピリカの井上智彦さん。

パピリカの井上智彦さん。

 

ピザで十勝の豊かさを表現する

小麦がある、野菜も肉も豆もある。そんな恵まれた環境をまとめて表現するには「ピザ」はぴったりのメニューでした。東京のピザ職人を養成する専門学校に研修を受けに行き、本場のナポリピッツァの作り方を学んだ井上さん。自身が先陣を切って「ピザで町おこし」のための店を出すことを決意します。

ピザに使う食材はほとんどが上士幌町産か、十勝管内産。肉は町内で生産される十勝ハーブ牛を使用して、人気メニューのチリビーンズの豆も、町内の村上農場で生産されたものを使用。その他の野菜もほぼ町内で賄えるし、季節によっては行者ニンニクなど自生する山菜が具材として登場することもあります。変わり種としてシカ肉を具材にしたこともあったそうですが、「地元の方にとっては、シカ肉は『タダでもらうもの』というイメージが強いみたいで」と、なかなか苦戦した様子。季節の旬を取り入れることで、いつ来ても新しい味に出合うことができるのも、この店の魅力のひとつです。

10種類以上の在来種の豆をミックスしたチリビーンズは特におすすめのメニュー。スパイスの香りが漂い、たまらなく食欲をそそられます。

10種類以上の在来種の豆をミックスしたチリビーンズは特におすすめのメニュー。スパイスの香りが漂い、たまらなく食欲をそそられます。

「上士幌産の11種類の豆のチリビーンズ」。

店内はかつて日本料理屋だったときのまま、ほとんど手を加えていません。テーブル席とカウンター、座敷席があります。

 

本格自然派ワインとピザで乾杯

そしてもうひとつ、パピリカの大きな特徴は本格ワインが味わえるということ。井上さんが揃えるワインのほとんどが「自然派ワイン」。無農薬有機栽培のブドウを野生酵母などで発酵させたもので、環境や健康に配慮する人たちの間でじわじわと人気を集めています。自然派ワインをメインに扱う店は北海道内でも数少ないそうで、「たくさん飲んでも悪酔いや二日酔いになりにくいんですよ」と井上さん。「蕎麦には日本酒という固定されたイメージがありますが、ピザにはやっぱりワインです」。地場産の素材がたっぷり乗ったピザに合わせて本場ヨーロッパのワインを味わうというのも、これまでにこの町にはあまりなかった新しい文化です。

【PIZZA&VINO PAPIRICA(パピリカ)】
上士幌町字上士幌138-4
TEL.01564-2-4648
営業時間 ランチ11:00~14:00(L.O.)、ディナー18:00~22:00(L.O.21:30)
定休日 月曜(祝日の際は営業、翌火曜休)
http://papirica.net/

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