ワークワークとかち | 十勝・帯広へのUターン、移住、就職情報 > 移住者の声 > 宮武 智志 さん

移住者の声

仕事が見つかるかは縁ですが、特色のある会社が十勝にはたくさんあると思います。

高齢になった両親が住む北海道に返ってきた宮武さん。年齢の関係で転職には苦労もあったそうですが「じっくりと根気よく探せば、大きな会社でなくとも自分に合う特色のある会社が、十勝にはたくさんあると思います」と話してくれました。

十勝へ移住したきっかけは?

釧路市出身で、現在も両親が住んでいます。山梨にずっと住んでいましたが、遠方でなかなか会う機会が少ないのと、両親が高齢になり介護のことも気になり、思い切って転職を決意しました。実家に近い道東で仕事を探していました。年齢も年齢だったため、応募しても断られることがほとんどでしたが、現在の会社から声を掛けていただき、これが最後のチャンスと思って、家族に話しました。下の子ども2人は、友達と離れることを寂しがっていましたが、最後は納得してくれました。今では、私より子どもたちの方が十勝の生活を楽しんでいます。

現在の仕事についてお聞かせください

以前は山梨にある花の種苗会社(花の種子や苗を作る会社)で、入社当初は苗の生産・管理を行い、退職前は総務を担当していました。総務では、グループ会社も含め経理、銀行との折衝・経営管理資料の作成や人事労務など、総務的な仕事全般を行っていました。現在も建設業(電気工事業)で、同じく総務を担当しています。規模は違いますが、やるべきことは同じで、現場の方々が働きやすいように、陰で支えるのが大きな役割と思っています。ただ、前の業種と違うので、会社自体の仕組みや業界自体の仕組みなどと、用語を覚えるのに苦労しています。最初に出席した会議では、ほとんど何を言っているのか分かりませんでした。

 

十勝の印象はいかがですか?

面接の際に飛行機から見た、パッチワークの大地にとても感動しました(妻は飛行機で来たことがないため、この風景が見られなかったと愚痴られてます)。釧路にも札幌にも近く、食べ物が美味しいので住みやすいところだと思っています。各地に、子どもたちが興味ありそうな施設も多く、雪がなくなったら遊びに行ければと思っています。妻は六花亭や柳月をはじめ、スイーツのお店が多いので喜んでいます(これが移住の決め手でしょうか…)。私も甘いものが好きなので、夫婦共々、体重が増えるのを気にしています。十勝はある意味危険(!?)ですね。

十勝での生活で満足していることはありますか?

月に一度ですが、実家の釧路へ家族で行き、買い物したり食事に行ったりと、両親の様子を見られるようになったのは、両親にとっても、子どもたちにとっても、良かったと思います。行き帰り2時間のドライブですが、北海道の広大な大地や四季折々の風景を見るのも楽しみです。ただ、途中で鹿と衝突しないか、毎回ドキドキしています。住居はオール電化で、最初は戸惑いましたが、蓄熱式暖房機が暖かく断熱もしっかりしているので、一緒に連れてきた老猫2匹が一番満足しているようです。子どもたちは、学校も近くなり、友達も近所なので、いつの間にか勝手に遊びに行くようになりました。楽天やAmazonの荷物が遅くなったのと、送料がかかることが多いのは計算外でした。

十勝・帯広への移住を考えている方にアドバイスをお願いします

移住で不安なのは仕事と生活面だろうと思います。仕事が見つかるかどうかは、本当に縁だろうと思いますが、じっくりと根気よく探せば、大きな会社でなくとも自分に合う特色のある会社が、十勝にはたくさんあると思います。冬の寒さに不安を持つ方が多いと思いますが、住宅の断熱性や暖房はむしろ本州の設備より整っています。後は、外の寒さを楽しむくらいの気持ちがあると良いかもしれません。

フードバレーとかちと言われるだけあって、食べ物に関しては安くて美味しいものが多いです。帯広は、札幌ほど都会ではないですが、ほどほどの大きさで、町の中にも緑が多いところです。街中でリスがいたりと、それだけで楽しくなりますね。一歩抜けると北海道らしい風景が広がっています。都会では味わえない、本当の自然を1年中楽しむつもりで移住を考えると、新しい未来が広がるかもしれません。

相互電業 株式会社

相互電業 株式会社

大規模な施設から小規模な工事まで、幅広く手がける相互電業株式会社。1956年の創業以来、「電球1個の交換でも直接お伺いする」というモットーを持ち続ける。どの現場においても「まちの電気屋さん」として地域に貢献。

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