
東洋農機株式会社
現場から生まれる結束。働き方の変化の先に。
農業王国十勝において、農業機械を一貫生産する老舗メーカー・東洋農機。創業は1909年まで遡り、117年にわたり農家の声を形にしながら、十勝の農業を支えてきた。社内での開発・設計から材料加工、組立、塗装、検査にいたるまで一貫した生産体制を確立し、主力製品であるポテトハーベスタ(ジャガイモ収穫機)は国内シェアの多数を占める。ほかにも、ブームスプレーヤ(農薬散布機)、ビートハーベスタなど、27種類約160型式の製品を揃え、農家の多様なニーズに対応。営業やサービスも含めた社員一丸のものづくりが特徴で、2018年には経済産業省から「地域未来牽引企業」の認定を受けている。

サービス部門で働く前田亮文さんの話からは、現場を大切にする東洋農機の社風が伝わってきた。入社当初は組立部門で3年にわたり機械の基礎を学び、その後サービスへ異動。20代の後輩から、70代の再雇用で働くベテランまで、多様な世代が集う職場で知識と技術を受け継ぎながら、顧客対応にあたっている。「夕方に緊急の修理依頼が入ると、早く現場を終えた先輩が手伝いに来てくれる。繁忙期の休日には、当番制で工場から修理の応援に来てくれることもあります」。困ったときには自然と人が集まり、部門の垣根を越えて支え合う社風だという。


そんな東洋農機では2026年1月より、働き方に大きな変化が。年間休日を125日と大幅に増やし、完全週休2日制に移行したのだ。これからは基本的には平日のみの稼働となる。曜日にかかわらず仕事をする農家を顧客とする中で、かなり大きな変革といえるだろう。
人を大切にしながら、力を合わせて堅実なものづくりを行う風土。十勝地域の農業を支える存在として、そして社員の働きやすさにも配慮する企業として、これからの時代に対応した進化を続けていく。

東洋農機株式会社
サービス部門 前田 亮文さん
音更町出身。前職は九州で建築系の施工管理。「現場で自ら手を動かしたい」という思いのもと2019年に入社。ベテランの先輩に教えてもらいながら、一人前になるために日々知識と技術を吸収している。
会社データ
東洋農機株式会社
帯広市西22条北1丁目2-5
0155-37-3191
1億8,000万円
52億2,000万円(24年1月期)
167名(うち正社員141名)