帯広一有名なカレーショップ。地域を代表する「ソウルフード」を創る仕事。

株式会社 藤森商会

1号店オープンから56年。伝統を守りながら、新たな挑戦を。

現在、十勝管内に11店舗、釧路管内に2店舗を展開するカレーショップインデアン。帯広駅前のレストラン「ふじもり」のカレー専門店として、1968年にオープンしたのが始まりだ。以来地元の人に愛され、十勝帯広の味として長年親しまれてきた。

そんな長い歴史を持つインデアンだが、時代の変化や顧客のニーズに応じて少しずつ進化を続けている。2023年にはインデアン初となる冷凍カレーの販売をスタート。「いつでもインデアンの味を楽しめる」と評判を呼び、累計販売数50万食を越える人気商品となった。また、地元企業とのコラボメニュー開発や、管外へのイベント出店にも積極的に挑戦し、新たな形でインデアンの魅力を発信し続けている。そのような取り組みには若手社員が関わる機会も多い。自分のアイデアが形になる喜びや、顧客の声を直接聞ける経験が、仕事へのやりがいや誇りにもつながっている。

インデアンで働く社員の多くは十勝出身。「カレーが好きだから」、「帯広が好きだから」。そんな思いを胸に、小さい頃から慣れ親しんだ味を、今度は届ける立場として支えている。受け継がれてきた味と想いを、次の時代へ。バトンを受けつないでくれる仲間を、インデアンではいつでも募集中だ。

作る人も食べる人も、幸せなお店へ。働きやすい環境づくりを追及。

社員の健康やワークライフバランスを大切にしたいという思いのもと、インデアンでは数年前から職場環境の改善に取り組んできた。その甲斐もあり、スタッフの働き方はここ1、2年で大きく変化している。

たとえば、月8日だった休みを月9日に増やし、年間休日107日を実現。また、営業時間の短縮や業務の効率化を進めることで残業時間を減らし、早く退店できるような取り組みも生まれている。これにより、休日や帰宅後の時間が増え、家族との時間や趣味の時間を取りやすくなり、プライベートの充実が可能になった。さらに、GWやお盆などの繁忙期後には、全店舗で3日間の店休日を設けている。「ゆっくり身体を休められる」と、社員からも好評だ。

飲食業は一般的に平日休みが多く、週末休みが取りにくいとされる業界だ。しかし、インデアンではスタッフどうしが助け合いながら、柔軟に休みを取れる環境が整っている。仕事とプライベートをしっかり切り替えることでリフレッシュでき、仕事への意欲向上にもつながっているそうだ。地域の人に愛されるお店であるとともに、働く人にとっても愛着を持てる職場であるために。インデアンはこれからも、働きやすい環境づくりを進めていく。

社員紹介

入社8年目 遠藤さん
最初はホール業務を担当していたが、「自分の強みを増やしたい」という思いから調理に挑戦。現在はトッピングの仕込みなど、調理サポートで活躍している。「自分で作ったハンバーグは輝いて見えます! 上手に盛り付けできたときはうれしいです」。

入社1年目 鎌田さん
高校時代のアルバイトを経て、昨年秋に正社員に。即戦力として活躍し、現在では一部の調理を任されるまでに成長。「最初は忙しさに驚きましたが、徐々に慣れてきました。これからは、一つひとつのクオリティをさらに高めていきたいです」。

会社データ

会社名

株式会社 藤森商会

所在地

帯広市西7条南9丁目70

電話番号

0155-65-4884

資本金

2,000万円

社員数

317名(うち正社員89名)

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