
株式会社 ファームノートホールディングス
多角的な事業で、酪農の生産性を向上させる。

牛の飼養管理をより手軽にする製品を次々に開発。それに伴い、経営分析を行うサービスも。
酪農のDX化に取り組む企業、ファームノートHD。デジタル技術によって酪農現場における生産性を高めると共に、人、牛、そして環境に優しい酪農の実現をサポートしている。
事業内容は、クラウドサービス事業、生命資源事業、自社牧場の3つに大きく分かれている。クラウドサービス事業の軸は、スマホを用いた牛群管理システム「Farmnote Cloud」や牛の状態をリアルタイムに把握できるデバイス「Farmnote Color」などの製品である。多くの牧場では生産者の記憶が頼りだった日々の飼養記録や牛の情報を、すべてデータ化。これにより、牛の繁殖などの管理や従業員間の情報共有を容易にし、現場の作業効率を高めている。多くのデータを一元管理できるため、経営分析も行いやすくなる。
生命資源事業では、牛のゲノム検査や受精卵の提供を通じて、より能力の高い牛を増やす手助けをしている。牛ごとの乳量や病気の多さなどを遺伝子分析により把握することで、その牧場に適した牛を選抜できるのだ。
さらに「ファームノートデーリィプラットフォーム」という子会社で、3つの自社牧場を運営。自社製品を現場で試しながら、作業負担の軽減と利益向上につながる技術を模索している。
地球全体を豊かにするために。見つめているのは世界の課題。

ファームノートHDのビジョンは「『生きる』をつなぐ」。会社が持つ技術を通じて、地球全体の豊かさに貢献したい、という思いが込められた言葉だ。ファームノートHDが取り組む事業は、地球規模で見てみれば、多くの社会課題の一部に過ぎないかもしれない。しかし各事業に共通する「人と自然の豊かさを生み出す」という考え方や、事業を通して育つサステナブルな視点を持った人材は、どんな課題に対しても解決の糸口となるはず。酪農の生産性の向上は、食糧問題のみならず、ほかの分野の課題解決にもつながると考えている。
そのために重視しているのが、社内での人材育成。社員それぞれが自ら考え、行動する姿勢を持つよう促している。その一つが「ペアシェア」の取り組みだ。たとえば全社集会があったら、そこで出た話題について、必ず複数人で話し合う。何を疑問に感じ、どう行動したいと考えたのかを発表させることで、自分の意見を持つよう習慣づけている。このように社員からアイデアや行動が生まれるきっかけをつくり、どんな場面でも自発的に動ける人材を育てている。
一人ひとりの社員の行動が、一つの牧場の経営を変え、さらにその先には社会課題の解決がある。ファームノートHDが見据えるのは、酪農と地球の未来だ。
社員紹介

入社2年目 開発チーム 黒川滋さん
大学で遺伝子の研究を行っており、それを活かして生き物と情報を結び付けた事業を行っている会社で働きたいと思い、入社しました。今はFarmnote Cloudの開発に携わっています。昨年の夏に新たな機能をリリースしたのですが、それがお客様にとても好評。お客様の要望に応えることができた経験は、かけがえのないものです。毎日見ていただくものですから、データの整理と可視化を進めて、日々の作業の中でもっと活用してもらえるようなサービスを作っていきたいですね。

入社7年目 マーケティングチーム 鏡沼和人さん
以前はメディア系の会社で働いていました。そのうち、北海道の産業を支えていきたいという思いが芽生え、後悔せず挑戦したい!と、思い切って転職しました。今はイベントやセミナーの企画などを通して、会社の製品やサービスを広めています。僕たちの製品によって「牧場の成績が良くなったよ」とか「作業が楽になった」という声を聞けるのが一番うれしいですね。中には「この業界へ新しい技術を持ち込んでくれてありがとう」と、会社の姿勢を認めてくれる方もいて、とてもやりがいを感じます。
会社データ
株式会社 ファームノートホールディングス
帯広市西8条南18丁目3-4
0155-67-6911
102名(うち正社員86名)