
株式会社 柳月
代表取締役 田村英祐さん
Q&A
私たちは地域に寄り添ったお菓子づくりをしています。一緒に働きたいと思うのは、前提として「お菓子が好き」という気持ちがある人。お菓子と毎日接する中で、お菓子に対してわくわくした気持ちを継続できる方と仕事をしたいです。
お菓子づくりの技術については、入社の時点では詳しくなくても大丈夫。教わったり、勉強する機会が十分にあります。ですから「好き」という気持ちを持ち続けられる方というのが第一条件です。
その中でも十勝のことをよく知っていると、より親和性が高いと思います。十勝出身の方であれば、幼い頃に家族の団らんにお菓子があり、素材を生み出してくれる農家の存在も身近です。お客様がお菓子を持って帰った後のシーンを想像しやすいことも、強みになるでしょう。
販売も製造もチームワークを大切にしています。販売は、小さな店舗で4~5名ほどのチーム体制で取り組みます。同じチームのメンバーに自分の状況を素直に話すことができて、コミュニケーションを取れるかどうか。その上でお客様に喜んで帰ってもらい、家族団らんを楽しんでもらえるよう努めてほしいです。
製造の場合は、目の前に何百、何千、何万のお菓子が流れていても、お客様が食べるのは目の前の一つであることを忘れずにいてほしい。一つひとつ手をかけて作るよう伝え続けています。
より一層、家族の思い出に残るようなお菓子づくりを行っていきたいです。デジタル化が進む世の中で、今後は対面で販売する機会が少なくなっていくことでしょう。それでも私たちは家族で楽しんでもらうお菓子屋であり続けたい。だからこそ家計に響かないように、どれだけ価格を抑えられるかということは課題の一つです。
また、最近は十勝の農業や農作物が、温暖化などの影響でできる種類が増えつつあります。さつまいもなど、新しい十勝の素材も活かしていきたいと考えています。
プロフィール

代表取締役 田村英祐さん
帯広市出身。創業者の故・田村英也氏を祖父にもつ。2006年に柳月入社。大通本店、企画開発室、人事部を経て2020年に三代目社長に就任。企画開発室時代には「三方六の小割」の開発に携わったことも。
株式会社 柳月ってどんな会社?
三方六のために作られた小麦粉など、十勝産の素材を活用し続けて。
音更町は日本有数の小麦の産地。「目の前に広がる小麦を使ってお菓子を作りたい」という思いから、地元の小麦を使ってお菓子づくりを始めた。長年の改良を重ねて、今では三方六をはじめ、いくつかのお菓子に十勝産の小麦粉を使用している。

製造社員の自主性、アレンジを形にするコンテスト参加。
製造部門では技術力向上のために各種コンテストに積極的に参加。日本最大の洋菓子コンテスト「ジャパン・ケーキショー東京」では毎年のように上位入賞を果たしている。写真は日本一の賞「小型工芸菓子部門最高賞」を受賞した渡邊真さんの作品。

日曜、祝日も利用できる企業内保育園を開設。
2018年、帯広市内に企業内保育園を開設。社員枠のほか地域枠を設けており、働きやすい環境づくりや地域貢献の一環になっている。いつでも子どもたちが給食の調理風景を見られる設計になっていたり、敷地内の畑で野菜を作るなど、食育にも力を入れている。

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十分な定番商品がありながら、新商品発売の頻度が高く、チャレンジ精神を感じます。企業内保育園など働きやすい環境が整っているところも魅力的でした。(取材担当 猿渡)
会社データ
株式会社 柳月
音更町なつぞら1番地1
0155-32-3333
2,000万円
88億円(24年9月期)
740人(うち正社員519名)