顧客の経営改善に貢献する。牧場さんと真摯に向き合う「牛の栄養士さん」。

タイセイ飼料株式会社

飼料から広がる可能性、畜産経営を支える挑戦。

タイセイ飼料株式会社の創業は1992年。当初は配合飼料メーカーの子会社としてスタートした。現在の主な業務内容は、肉牛や乳牛の飼料を販売・提供すること。その仕事を支えるのは、単なる飼料の提供にとどまらない、細やかなサポートと深い知識。まさに〝牛の栄養士〟のような役割を担っているのだ。

牧草の栄養成分は収穫時期や土地によって異なる。足りない栄養を補うためのバランスの良い飼料は牛の健康に直結し、乳量や乳質、肉質、繁殖などに好影響をもたらす。しかし、畜産農家の収入のうち、4割がエサ代に充てられるといわれるほど大きなコストがかかるもの。それを地域に数ある飼料会社の中のどこに託すかというのは、農家にとって非常に重要な選択だ。エサを販売する企業の仕事は、顧客の経営改善支援に真剣に取り組むということでもある。タイセイ飼料では、納品後はこまめに顧客のもとに足を運び、牛の食べる量や体調、運動量などをチェックし、牛たちが最良のパフォーマンスを発揮しているかどうかの分析を行っている。

近年、道内の畜産農家の件数は減少の一途を辿るが、牛の頭数は変わらない。家畜の生産性を上げ、畜産農家の経営が良くなること、ひいては地域の産業がより良くなることを目指している。

革新と信頼、地域で最も支持される会社を目指して。

タイセイ飼料は音更町にある本社のほか、釧路・オホーツク・中標津に支店を構えている。十勝・釧根を含む北海道の道東地区は日本一の牛の産地であり、ここでの支持がナンバーワンということは、すなわち日本一の飼料販売店という意味を指し示すはず。

営業職の営業目標に売上金額や利益率といった指標はない。顧客との取り組みが実を結び牧場の成績が上がれば、規模拡大や他の顧客を紹介してくれる為、販売数量を営業の指標としている。営業担当者は顧客の質問や疑問に迅速に対応。商談中に出た質問にはスピード感を持った行動をするのがモットーだ。顧客のニーズにきめ細かく対応できるよう、配送も自社で賄える体制を備えている。その結果、信頼を築いた顧客からは紹介や依頼が続き、年々売上が増加しているという。

また、食品リサイクルの分野にも先駆的な取り組みを行っている。じゃがいもの皮やにんじんジュースの搾りかすなど、食品残渣を取り入れた飼料(発酵飼料)を1998年から自社工場で製造。目的や使用量に合わせて穀類や牧草などを混合し、オーダーメイドの飼料作りに対応している。農業の現場で発生する副産物を有効活用することで、持続可能な農業の実現にも貢献しているのだ。

社員紹介

入社2年目 営業部酪農課 槻舘直人さん
営業は自ら牧草の栄養分析を行ったり牛の調子を目で見て確認もする。「お客様との取り組みが深まってきて、結果が出て喜んでいただけたときは最高にうれしくやりがいを感じます。」

入社4年目 営業部肉牛課 笹田大祐さん
「お客様個々の目標に合った飼料と飼養管理のご提案を通して、お客様の役に立ち喜んでいただくこと、「ありがとう」と感謝の言葉をいただけたときが最高の瞬間です」と話す。

会社データ

会社名

タイセイ飼料株式会社

所在地

音更町字下士幌北2線東29-5

電話番号

0155-31-3731

資本金

1,000万円

売上高

150億円(24年3月期)

社員数

33名(うち正社員30名)

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