
地方移住の理由のひとつに、「より良い子育て環境を求めて」という声を聞きます。家族と過ごせる時間が増えたり、自然が近くにある環境など。一例として、帯広市の子育て支援についてまとめました。
帯広市の場合、まずはどうしたらいいの?
1.帯広市こども家庭センター(保健福祉センター内)
転居したら、まずはこちらへ。妊娠期から出産、子育て期までのさまざまな悩みに答えてくれます。移住前の相談も可能です。
2.地域の子育て支援センター・子育てサークルなど
市内には6ヵ所の子育て支援センターがあります。子育てサークルに入るのも◎。転入者など十勝に身内がいないママの利用が多いとか。
3.幼稚園・認定こども園・保育所(園)選び
11月の申し込み締め切りまでに家庭にあった幼稚園・こども園・保育所(園)を選びます。地域子育て支援センターなどで情報収集するのも一つ。
帯広市の保育所申込期限はこちらです。
第1次:前年11月末
第2次:1月末
第3次:2月末
上記以外の入所については、帯広市こども家庭センターにご相談ください。
帯広市の子育て支援
地域子育て支援センター

市内6ヵ所の地域子育て支援センターは保育所(園)に併設。病院、スーパーなどのお得な情報をまとめて掲示するところもあります。「ぴよぴよ広場」は0才未満の第1子を持つ保護者や妊婦向け。予約不要で気軽に利用できます。
一時保育(市内3保育所で実施)

週に3日以内利用できる一時保育。パートで働いていたり、用事があって預けたい、リフレッシュしたいなどの理由で利用されています。事前登録し、利用希望日3日前までの申請です。満員の場合があるので前月初日の申込がおすすめです。
9:00~13:00(午前半日) | 1,200円 |
13:00~17:00(午後半日) | 1,100円 |
9:00~17:00(1日) | 2,300円 |
前後1時間延長 | 250円 |
子育てサークル

帯広市に登録しているのは4サークル。手話、リズム遊びなどテーマがあるところも。十勝らしく森で散歩したり、動物園に行ったり…。それぞれの活動場所でサークル体験会もあり、自分たちにあったサークル探しができます
子育てアプリ おびモ

帯広市では、妊娠から出産、子育てまでを細やかにサポートするため、「子育てアプリ おびモ」で情報発信を行っています。帯広市のお知らせや子育て情報をタイムリーに受け取れるほか、予防接種のスケジュール管理や、子どもの成長などを簡単に記録できるページなど、子育てに役立つ機能が盛りだくさん!子育て世代の強い味方です。
十勝の子育てあるある

中学生はジャージ通学
十勝の中学生は学校指定のジャージで通学します。下校後もそのまま遊びに行ったり。制服を着るのは入学式、卒業式、終業式、テスト期間くらいなので、お下がりやレンタルで済ます人もいます。

冬の体育はスケート!
小学校はスピードスケートが主流で、中学校はフィギュアやアイスホッケーになる学校も。夜の間に校庭に水をまき、校庭に天然のスケートリンクを作る学校もあります。スケートも中古品やレンタルが充実。

冬の服装はつなぎに脚絆
保育所(園)や幼稚園、こども園での子どもたちの冬スタイルは、上下つながった防寒つなぎ(フード付き)に、雪が入るのを防ぐ脚絆。天気の良い日は、雪山でそりすべりをしたり、外遊びを楽しみます。