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厚生協会

厚生協会

誰もが人間らしく健やかに暮らすため、
「感謝ときずな」の心で支える

昭和 28 年(1953年)に創設された厚生協会。新得町を中心に 19 の事業所を持ち、老人ホームやデイサービス、訪問介護など業務形態は多岐にわたる。中でも障害者の支援と介護は特に力を注いでいる分野で、聴覚障害者の職業訓練を目的とした「わかふじ寮」は、全国で最初に認可された 5 ヵ所の授産施設のひとつ。木工製品やペットフードの生産、クリーニング事業、パンの製造販売などを行っており、現在は120名ほどが従事している。町内で一人暮らしをしながら、毎日通って働いている人もいるという。
インターンシップの学生には、電化製品を完備した住居や交通費の助成があり、少ない負担で職場体験ができる。また、入職してからのスキルアップとして介護福祉士などの資格取得支援制度や、女性職員のための産休・育休制度を整備。2019年からは奨学金返済支援制度も新設されるなど福利厚生は手厚い。長く勤めることは、利用者たちに寄り添い続けることでもあるのだ。

 

情に厚いイケメン職員たち!

目の前の人の役に立てて いるという実感が 最大のやりがいです
藤原 柊 (しゅう) さん(屈足わかふじ園 介護職員 | 2019年入社 | 足寄町出身)

「働く」ということは生きていくためだけではなくて、誰かのために動くこと。どんな仕事も誰かの役に立っているけれど、 僕にとっては介護職以外に選択肢はありませんでした。毎日が本当に楽しくて充実しています。

“人の役に立ちたい”という一心で介護職を志望。「利用者さんが幸せかどうかは数字で見えるものではないし、答もない。だからこそ考えることをやめてはいけないと思っています」と話す。

この日はひなまつりに合わせて、みんなでお雛様とお内裏様の格好をして写真撮影。最初は人見知りだったり無反応な利用者でも、 少しずつ心を開いてくれるのを感じたときは最高の喜びを覚えるという。

 

人と深く関わる仕事 だから、自分もすべて さらけ出す覚悟で
加藤 優平さん( わかふじ寮 職業指導員 | 2010年入社 | 旭川市出身)

旭川福祉専門学校を卒業し、就職を機に十勝へ。プライベートなことも含め、利用者も職員も距離が近くてアットホームな職場です。昨年子どもが生まれたばかりなので、しっかり育てられるよう立派な父親になりたいです。

「わかふじ寮」では、主に聴覚障害を持つ利用者が家具やパンなどの製造を行い、社会参加を実現。障害の程度によってできる仕事が異なるため、それぞれの健康状態と業務の進捗を同時に管理していく。

手話は委員会活動として先輩職員が教えてくれたり、仕事での実践を通して少しずつ覚えていく。「一番大事なのは利用者さんに信頼してもらうこと。嘘やごまかしは通用しません」。

わくらすVol.4 2020年3月掲載

企業情報

企業名 厚生協会
企業概要
本社所在地 新得町西3条北1丁目
電話番号 0156-64-5001
URL http://wakafuji.or.jp/

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