数字で見る十勝・帯広【農業編vol.2】
北海道の南東部に位置する十勝は19の市町村で構成されています。農業が盛んで、働く人の多くが直接的・間接的に農業に関わっている地域です。農業に関する数字を見ていきましょう。
農作物別作付け面積
十勝の主要4作物(小麦、馬鈴薯、豆類、てんさい)の作付け面積はいずれも全国一。平坦な地形に大規模に作付けされた小麦や馬鈴薯などの畑とそれらを区切る防風林とまっすぐ伸びる農道は十勝を代表する景観です。米は極微量しか作付けされていないため、十勝で水田を見ることはほとんどありません。
出典:2015年農林業センサス
十勝の市町村別牛の飼養頭数と人口の比較
北海道には人口より牛のほうが多い地域がいくつもありますが、十勝も例外ではありません。十勝管内で飼育されている牛の総数は人口の約1.3倍。酪農・畜産ともに盛んな士幌町では人口の10倍以上の牛が登録されています。
出典:(独)家畜改良センター「牛個体識別全国データベースの集計結果」(2015年9月末) 住民基本台帳(2016年6月末)