すごいぞ!帯広市の給食!!
2015年に新たな施設がオープンし、最新の衛生設備や機器を導入した帯広市学校給食センター。市内小・中学校のすべての給食を担っており、その配食数は全国的にも有数の規模です。帯広市だからこそできる給食について話を聞きました。
卵、乳アレルギーに対応!
施設を一新した際に設けられたのが「アレルギー専用調理室」。アレルギーを持つ子どもたちのために、卵や牛乳などの乳製品を抜いた対応食を提供できるようになりました。卵アレルギー、乳アレルギー、卵・乳アレルギーの3タイプ別にそれぞれ調理器具を使い分け、一人ひとり専用の容器に盛りつけます。洗浄するときも個人の容器ごとに分けるという徹底ぶりです。
冷たいおかずの調理が可能に!
真空冷却機や和え物室の設置により、冷たいサラダや和え物を調理できるようになりました。保温性の高い食缶に詰められ、おいしく衛生的な状態で学校まで配送されます。
帯広産、十勝産食材を優先!
主食における地産地消の考えのもと、2015年からパンと麺類(ラーメン、うどん、パスタ、焼きそば)は帯広産小麦を100%使用しています。野菜は農協を通じて、可能な限り市内の生産者が作った有機・特別栽培農産物を使用しています。また、豆腐、油揚げ、味噌、しょうゆは地元業者の協力を得て、すべて十勝産大豆で作られています。食の宝庫、十勝ならではの給食です。
取材協力:帯広市学校給食センター
帯広市南町南8-42-3
tel.0155-49-1900