ワークワークとかち | 十勝・帯広へのUターン、移住、就職情報 > 十勝のきほん > 豊かな食文化 > どんな料理にも使いやすい食材、ゆり根

十勝の「きほん」

どんな料理にも使いやすい食材、ゆり根

どんな料理にも使いやすい食材、ゆり根

一年ごとに畑を引越し

国産ゆり根の98%が北海道で生産されているのをご存知ですか? 芽室町ではおよそ50年もの間生産し続けています。ゆり根を大きく育てるためには畑の栄養がとても大切。植付けしてから一年ごとに畑を変えて、収穫までに、なんと6年もの年月がかかります。畑の栄養をたっぷりもらい、「おいしくなぁれ!」と想いを込めて手作業で大切に生産しています。

ゆり根を食べてみよう!

ゆり根の主成分はじゃがいもと同じく「でんぷん」です。カリウムや食物繊維の他にも鉄分が豊富に含まれており、葉酸も多く含んでいるので女性に嬉しい栄養がたっぷりです。また、ゆり根が出回るのは10月~12月ですが、年が明けた冬にはでんぷんが糖化して甘みが増すので、保存したこの時期のゆり根もぜひ食べてみてください。

ゆり根の下準備
①ゆり根の汚れやおが粉を水で丁寧にしっかりと洗い流します。
②洗い流せないりん片の外側の汚れた部分は、ピーラーや包丁で削り取ります。
③外側からりん片を1枚ずつ外します。ある程度外せたら、根の部分を包丁で切り、残りのりん片も外します。

ゆり根のサラダ

【材料】
ゆり根……2個(約200g)
ハム……1枚
マヨネーズ……大さじ1
塩……少々
ナツメグ……少々
むき枝豆……適量

① ゆり根は下準備の手順に従い準備します。ハムは5mm幅に切ります
② 沸騰したお湯に塩少々(分量外)とゆり根を入れ、4分間茹でます(※1)
③ 茹でて湯きりしたゆり根をボウルに入れ、マヨネーズを加えて粗く潰しながら混ぜます
④ ナツメグ、ハムを加えて混ぜ、塩で味を調えます(※2)
⑤ 器に盛って、むき枝豆をのせて完成
※1 ゆり根を茹でる時は、大きいりん片から茹でて、茹で上がりのムラを防ぎましょう
※2 味つけのマヨネーズは少なめにして、味が薄ければ塩で調整するのがポイントです

※協力:JAめむろ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ワークワークとかち