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くせがなく食べやすいリーキ(西洋ネギ)

くせがなく食べやすいリーキ(西洋ネギ)

フランスでリーキづくりを学び、十勝で栽培

リーキ(西洋ネギ)という野菜をご存知でしょうか。フランス語では「ポワロー」と言い、ポロネギとも呼ばれます。リーキを作っている、音更町のたけなかファームを訪れました。中心からどんどん新芽が出て、幾重にも重なったエメラルドグリーンの葉が並ぶリーキ畑。20万本のリーキが一面に広がります。西洋ネギといっても「実は和食にも合うんです。長ネギほど癖がなく、加熱するとうま味が『だし』となるので、何に入れてもおいしくいただける万能なネギなんですよ。食育の一環として音更町内の全小学校の学校給食に約300キログラムのリーキを提供しました」とたけなかファーム5代目の竹中章さん。

リーキを作り始めたのは、帯広市内のシェフから依頼があった2007年頃から。本場フランスへ渡ってリーキづくりを学んできたそう。1本のリーキは根元から順に白色、黄緑色、葉の部分に分かれます。それぞれ3分の1ずつになっているのが「美人型(理想系)」と言われているそうです。

 

リーキを使ったレシピ!

リーキを使ったレシピをご紹介します。

リーキの蒸し鍋

【材料/2人分】
リーキ……1本
豚バラ肉……120g
キャベツ、エノキダケ、ニンジン……各適量
ポン酢……適量

【作り方】
① リーキは1cm幅の輪切りにする。葉の部分は1枚ずつはがし水洗いし、縦の繊維に沿って細切りにする。キャベツ、エノキダケ、ニンジン、豚バラ肉はそれぞれ食べやすい大きさに切る。
② 土鍋にキャベツを敷き、エノキダケ、ニンジン、豚バラ肉、リーキを重ねる。水100ccを加え、ふたをして蒸す。
③ 火が通ったらポン酢につけていただく。

 

リーキとエビのピリ辛焼き

【材料/2人分】
リーキ……1/2本
エビ……8尾
塩、片栗粉……各適量
ゴマ油……適量
豆板醤……適量
酒、しょうゆ、みりん……各大さじ1

【作り方】
① リーキは1cm幅の輪切りにする。葉の部分は1枚ずつはがし、水洗いして縦の繊維に沿って細切りにする。
② エビは殻をむき、背開きにして背ワタを取り除く。片栗粉大さじ1と分量外の酒をまぶしてよく揉む。水で洗い流し、よく水けを取り除く。塩を振り、再び片栗粉をまぶす。
③ フライパンにゴマ油を熱し、②を焼きつける。①のリーキを加え、リーキの両面を焼く。
④ ③のリーキに火が通ったら豆板醤、酒、しょうゆ、みりんを合わせ、回しかけてからめる。蓋をして蒸す。

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