ワークワークとかち | 十勝・帯広へのUターン、移住、就職情報 > 十勝のきほん > 進学・就職事情 > 大学があると、まちが活気づく! 帯広畜産大学の取り組み

十勝の「きほん」

大学があると、まちが活気づく! 帯広畜産大学の取り組み

大学があると、まちが活気づく! 帯広畜産大学の取り組み

大学がある地域には、若者がやって来ます。卒業した学生が、地元のみならず世界で力を発揮するケースもたくさん。「畜大」の名前で親しまれる帯広畜産大学は、地域や企業との連携をはかりながら、「食を支え、くらしを守る」人材育成に力を注いでいるのです。そんな地域に愛されている大学の取り組みをご紹介します。

炊き種製法開発で新食感のパン作り~企業連携

十勝産小麦でパンを作る満寿屋商店との共同研究では、新しい「炊き種製法」を開発! 小麦に大量の水を加え、おかゆのような状態にして炊いたパン種(炊き種)を使うことにより、ふんわりと軟らかく、口の中で雪のように溶けるような新食感パンを実現しました。この製法で作ったのが、「WA(わ)ドーナツ」と「WAベーグル」です。
販売先:満寿屋商店
http://www.masuyapan.com

     

共同記者会見の様子。技術開発には、畜大の食品科学研究部門の山内宏昭教授と食品科学ユニットの学生2名が携わりました。

共同記者会見の様子。技術開発には、畜大の食品科学研究部門の山内宏昭教授と食品科学ユニットの学生2名が携わりました。

 

JICAと連携して南米パラグアイ国に学生を派遣~海外展開

2012年度から在学生・卒業生をJICA青年海外協力隊の長期隊員(2年)、短期隊員(2ヵ月)として南米パラグアイ国に派遣する「帯広-JICA協力隊連携事業」をスタート。パラグアイの小規模酪農家を対象に、家畜の飼養管理、衛生管理、繁殖管理の技術向上のための支援および経営指導を行っています。現地の生活水準の向上および酪農の発展、さらには獣医・農畜産分野における国際協力経験を通じたグローバル人材の育成が目的です。

【公式HP】
http://www.obihiro.ac.jp/project/intcollabo/jocv

現地の小規模酪農家での調査の様子。

現地の小規模酪農家での調査の様子。

現地の人に指導している様子。

現地の人に指導している様子。

 

地域をどんどん盛り上げる~地域交流

一般財団法人帯広市文化スポーツ振興財団との連携事業。
畜大学生サークルが主体となって文化やスポーツを通じて地域の人たちとの交流を図るイベントを企画実施しています。「熱気球にふれてみよう!乗ってみよう!」「畜大陸上部の走り方教室」「わくわくカーリング体験」「ダチョウの羽のストラップを作ろう」などなど、楽しい内容が盛りだくさん。

お申込み:一般財団法人帯広市文化スポーツ振興財団
http://obihiro-foundation.jp/daigaku/chikudai

 

ちくだいふれあいフェスティバル

大学の日ごろの教育・研究活動や管内の高校で行われている科学的な取り組みを、学生と共に体験しながら楽しく学んでもらおう! ということで、2011年から始まった企画です。市民の方たちに生涯学習の場を提供するとともに、大学をより身近なものに感じてもらえるよう、多彩な体験ブース、知的好奇心をくすぐる工夫を凝らした展示内容で、子どもから大人まで人気を集めています。

わくわくサイエンスショー。

わくわくサイエンスショー。

動物の骨の組み立て体験。

動物の骨の組み立て体験。

共同研究企業による講演。

共同研究企業による講演。

野生動物の剥製展示。

野生動物の剥製展示。

マンドリンサークルの演奏会。

マンドリンサークルの演奏会。

 

大学から生まれたオリジナル商品~サークル活動

蓄大で飼育されている乳牛の搾乳は、学生サークル「うしぶ。」が担っています。入部希望者は半年間しっかり訓練を受け、365日、毎日朝夕5時から搾乳作業をしているのです。
こうして搾られた生乳は、「畜大牛乳」や「畜大牛乳アイスクリーム」として商品化され、大学生協や地元スーパーなどで販売されています。根強いファンも多いのだとか。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ワークワークとかち