100周年を迎える癒やし「ぬかびら源泉卿」
歴史ある温泉「ぬかびら源泉卿」
十勝管内の公衆浴場はほぼ100%が温泉。今回ピックアップしたい温泉街は、上士幌町に位置する「ぬかびら源泉卿」。大正8年(1919年)に発見された源泉があり、間もなく100年を迎える歴史ある温泉です。泉質はナトリウム・塩化物-炭酸水素塩泉で、肌が滑らかなるだけではなく、引用することで胃腸通にも効果があると言われています。2007年には日本源泉かけ流し温泉協会が定める鮮度の高い高品質な温泉を提供する「源泉かけ流し宣言」を行ったことでも知られ、循環濾過、水増しのための加水をしない、湧き出したままの温泉を愉しめるとあって、十勝川温泉に並ぶ十勝を代表する温泉地になっています。
四季によって色々な楽しみ方ができます
夏はキャンプやカヌーに森林浴ができます。冬はわかさぎ釣りやスキーなど、四季折々のアウトドアを満喫できます。秋の紅葉も美しく、見どころたっぷりです。宿泊者はすべて、徒歩で回ることができる連携旅館5軒のお風呂を何度でも無料で利用できますので、日帰り圏内であっても宿泊して、周囲を観光しながら湯めぐりを楽しむことをお勧めします。
タウシュベツ川橋梁
周辺スポットとして有名なのが、タウシュベツ川橋梁。1937年完成、長さ130cmのコンクリートアーチ橋。1月頃に凍結した湖面から姿を現し、5月頃より沈み始め、夏~秋ごろには湖底の沈んでしまいます。季節によってその姿が見え隠れするため、「幻の橋」とも言われています。
北海道バルーンフェスティバル
上士幌町で例年8月上旬に開催され、全国から数十機もの熱気球が集まる上士幌町の夏を代表するイベントです。会場には屋台が並び、地元のグルメも楽しめるほか、ステージイベントを開催します。澄みきった青空に舞い上がる色とりどりの熱気球の姿は必見です。