数字で見る十勝・帯広【仕事編vol.2】
北海道の南東部に位置する十勝は19の市町村で構成されています。農業が盛んで、働く人の多くが直接的・間接的に農業に関わっている地域です。十勝を仕事・産業という観点から、数字で見ていきます。
十勝の従業者規模別事業所数
従業者が100人未満の企業の割合は、帯広市で 99.2%、十勝管内町村では99.4%。企業のほとんどを中小企業が占めています。
出典:2012年経済センサス活動調査
十勝の月間有効求人倍率(常用)の推移
2015年度以降、求職者が微妙に減少していながら求人数が飛躍的に増えていることから、有効求人倍率は伸び続けています。2016年度以降の新規求人数の大幅な伸びにも注目したいところ。特に卸売・小売業、医療・福祉等での求人が増加しています。
〈資料〉帯広公共職業安定所
高校卒業後の進路
帯広市の大学等進学率は北海道(42.4%)とほぼ変わらず。全国(48.9%)は下回っています。卒業者に占める就職者の割合は、帯広市より町村部で高くなっています。
出典:2015年度学校基本調査
十勝は有効求人倍率は伸びており、特に卸売・小売業、医療・福祉業界の採用が増えています。十勝には帯広畜産大学以外に4年制の大学がないため、十勝管外に進学する人が多いのですが、卒業後に十勝に戻ってくる人も少なくありません。